店員にバーコード見せるだけで支払いできるNTTドコモ『d払い』4月〜

 2018年1月17日株式会社NTTドコモは、スマートフォンに表示させたバーコードを使って、街のお店でのお買い物代金を毎月の携帯電話料金と合算してお支払いすることのできる新しいスマホ決済サービス『d払い™』を、2018年4月(予定)より提供開始することを発表しました。

『d払い』は、チャージも必要なく、クレジットカードも不必要なので現金を持ち歩く必要が一切ありません。今後高齢者のお支払い方法として、電子マネーに代わる、最も安全かつ簡単な決済手段になります。今回は、バーコード見せるだけで支払いできるNTTドコモの『d払い』についてご紹介します。

「d払い加盟店」にてバーコードを見せるだけで支払い手続きが完了

出典:docomoOfficial(@YouTubeさんから)ドコモのかんたんスマホ決済「d払い」サービス紹介動画

 『d払い』は、コンビニやドラッグストアなど街のお店でお買い物する際のお支払いに、『d払い』アプリに表示されるバーコードを店員さんに見せるだけで、お支払いが完了してしまうというとても便利かつ簡単なNTTドコモのサービスです。

「ドコモ ケータイ払い(ドコモ払い)」と『d払い』の違い

 NTTドコモは、『d払い』サービスの提供開始のお知らせとともに、既存の「ドコモ ケータイ払い」の名称を、2018年2月下旬より「ドコモ払い」に名称変更を行う予定であることも発表しました。来月からは、名前が「ドコモ払い」になる予定です。

「ドコモ払い」は、インターネットショッピングにおけるお支払い手段として、たくさんの人々に活用されています。「ドコモ払い」は、4桁のパスワードを入力するだけで決済が完了しますので、安全かつ簡単にネットショッピングが可能。

各通販サイトに、クレジットカードの情報を提供しなくて良い点がとても安心・安全。また、クレジットカード情報の入力より、たった4桁のパスワードの方がよっぽど簡単で早くお支払い手続きができます。

しかも、請求がNTTドコモに一括されるので、その点も非常に便利な決済手段といえます。ただし、「ドコモ払い」はネットショッピングの決済手段ですので、街のお店では利用できませんでした。街のお店でのお支払いは、同じNTTドコモが提供する電子マネー「iD」や「おサイフケータイ」が担当していたのです。

『d払い』は、「iD」や「おサイフケータイ」同様に、街のお店でのお支払いに活用できる決済手段です。「iD」や「おサイフケータイ」と同じなら、必要ないじゃないかと思うかもしれませんがそうではありません。「iD」には「iD」、「おサイフケータイ」には「おサイフケータイ」、そして『d払い』には『d払い』と、利用する方のニーズに合わせたサービスになります。

『d払い』は高齢者向けで簡単かつ安心の支払い方法

d払い

出典:www.nttdocomo.co.jp

「電子マネー」よりハードルが低く誰もが使いやすい

電子マネー「iD」はクレジットカードが必要

 街のお店のレジに設置されるリーダーにかざすだけで、素早く簡単にお支払いすることのできる電子マネー「iD」。これもNTTドコモのサービスです。カードやスマホでも「iD」を利用できますので、お財布やお金を持ち歩かなくてもお買い物ができてとても便利です。

「iD」は、「楽天Edy」「nanaco」「WAON」と違って後払い方式ですので、事前のチャージもいりません。完璧にも思える「iD」ですが、特定のニーズを持つ方にとっては利用し難い電子マネーとなります。

その理由は、「iD」が「iD」に対応するクレジットカードとの連携を必要とするからです。「iD」が後払い方式を可能とするわけは、「iD」と関連づけたクレジットカードにて、後日まとめてお支払いする方式をとっているからです。

通常のクレジットカードはかざすだけではお支払いできませんし、場合によってはサインや暗証番号の入力を求められます。「iD」の機能があれば、サインや暗証番号を必要とせず、かざすだけでクレジットカード払いができるようになるので、「iD」はクレジットカードの拡張サービスといえます。

このような理由から、「iD」はクレジットカードを持つことができない方や、クレジットカードを使いたくない人は利用することができないのです。「iD」と同じ後払い式の電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」も同様です。

「楽天Edy」「nanaco」「WAON」などの電子マネーはチャージがハードル

 「楽天Edy」「nanaco」「WAON」などの電子マネーであれば、前払い方式であるためクレジットカードを必ずしも必要とはしません。また、かざすだけでお支払いができるので、現状、高齢者のお買い物においては最も扱いやすく、安全なお支払い方法といえます。

しかし高齢者にはこの前払い(チャージ)もそれなりの壁になりえます。チャージする場合には、結局お金を持っていかなければならないですし、チャージそのものが手間といえば手間です。もちろん、カードにチャージするということを、よくわからないとする方もいらっしゃるかと思います。

「felicaポート」を購入してインターネット経由で事前にチャージすれば、お金を持ち歩かなくて済みますが、これはさらにハードルが上がります。クレジットカード払いもできますが、これでは「iD」や「QUICPay(クイックペイ)」同様に、クレジットカードを利用したくない方にはお勧めできません。

「おサイフケータイ」は設定が複雑で、高価すぎる

 カードを別に持ち歩かなくても良い点でいえば、「おサイフケータイ」は最も便利です。これもNTTドコモのサービスです。「おサイフケータイ」は、電話機を電子マネーとして使えるのはとても便利ではあるのですが、設定が面倒です。

高齢者じゃなくても、わからないと感じている方は数多くいらっしゃるはずです。また、「おサイフケータイ」搭載のスマホや携帯電話は、比較的高価です。物を落としたり、どこにしまったかを忘れてしまったりしがちな高齢者が持つには、ちょっと高性能過ぎますし高価すぎます。

『d払い』はクレジットカードもチャージも必要ない

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出典:www.nttdocomo.co.jp

 『d払い』が高齢者に最もお勧めできる理由は、クレジットカードもチャージも両方とも必要がないからです。『d払い』アプリのバーコード(またはQRコード)を会計時に見せるだけで良いので、必ずしも高価なスマホを必要としません。無料の『d払い』アプリだけダウンロードできれば良いのです。

また、残高がなくなる都度チャージをする必要もありません。見せるだけでお支払いが可能なので、高齢者が利用するに最もハードルが低いお支払い方法にといえます。

また、普通に生活しているなら、現金を全く必要としなくなるので、最も安心なお支払い方法といえます。

ケータイ代と一緒、ドコモ口座、クレジットカード払いや「dポイント」にてお支払いができるので便利

 これからの時代、高齢者とスマホは切っても切れない関係になっていくことが予想されます。スマホのワンタップでバスやタクシーを呼べるようになったり、スマホとIoTが連携し歩行困難な方でも家族の訪問時に玄関の鍵を開けることができるようになったり、窓を閉めたり。

スマホやスマートスピーカーなどのIoT製品は、高齢者にこそ必要な製品となっていきます。『d払い』のサービスもまた、その1つです。

『d払い』のサービスを利用するにはスマホが必要です。『d払い』アプリを使ってお支払いをするからです。もし、NTTドコモと契約しているスマホであれば、街のお店で『d払い』にてお支払いした請求は、NTTドコモの電話料金に合算されて請求されるのでとても便利です。

NTTドコモと契約していない場合でも、「ドコモ口座」からのお支払いやクレジットカードでのお支払い、「dポイント」でのお支払いまで利用できます。

利用限度額が最大10万円だから安心

 『d払い』の利用限度額は最大10万円です。10万円以上する高価なものを『d払い』にて購入することができないので、とても安心です。最大10万円なので、利用状況や支払い状況などに応じて、1万円・3万円・5万円が限度額の場合もあります。

利用限度額は、最大の利用限度額を上限に、1,000円単位でご自身で設定することも可能。使いすぎを防ぐこともできるのでとても安心です。

100円または200円につき1ポイントの「dポイント」がもらえるのでお得

 『d払い』は、便利で安心・安全なだけではありません。100円または200円のお支払いにつき1ポイントの「dポイント」をもらうことができるので、とてもお得なお支払い方法でもあります。たまった「dポイント」は、お支払いに使うことも可能です。

現在10社計1万9千店舗で利用可能予定だが、早期に10万店舗以上の展開

 2018年1月17日時点で既に、10社が『d払い』加盟店となっているので、計1万9千店舗にて利用可能な予定となっております。10社は名だたる企業ばかりですので、それだけでも十分ではありますが、NTTドコモは早期に10万店舗以上の展開を考えているようです。

10万店舗以上となると、現時点から5倍以上の店舗で導入しなければなりませんが、これは決して不可能な数字ではありません。理由は、街のお店側の導入費用がとても安く、かつとても手軽に済むからです。

電子マネーを導入する場合、各町の店舗はレジを改修しなければなりませんでした。改修費用も発生しますし、POSレジを扱っていない小さな店舗では導入するにはハードルが高すぎたのです。

『d払い』の場合、加盟店になるために必要なものはなんと、市販のタブレットと「d払い」に対応した店舗用アプリだけなのだそうです。そのため、導入費用が0円で済んでしまう場合もあり得るのです。

今まで、電子マネーが利用できないような小さなお店でも、これからは『d払い』であれば利用できるようになる可能性がとても高いのです。今後大注目の決済サービスになることは間違いありません。

ローソンやマツモトキヨシなどの『d払い』加盟店(街のお店)(予定)

ローソン・ナチュラルローソン・ローソンストア100
13,803店舗
マツモトキヨシ
約800店舗
サツドラおよび北海道くらし百貨店
191店舗
ウエルシア薬局・ハックドラッグ・ダックス・ハッピードラッグ
1,600店舗
ツルハドラッグ・くすりの福太郎・ウォンツ・ドラッグストアウェルネス・レデイ薬局
約1,800店舗
髙島屋
17店舗
タワーレコード
80店舗
koe
9店舗
ユナイテッドアローズ・ビューティ&ユース・グリーンレーベル リラクシング
248店舗
アーバンリサーチ
281店舗

d払い加盟店(ネット)

d払い加盟店(ネット)加盟店数
 81社94サイト(2017年12月31日時点)

『d払い』について

街の『d払い』加盟店での支払い方法
『d払い』アプリの画面上に表示させたバーコード(またはQRコード)を会計時に見せるだけ
特典
お支払い金額に応じて「dポイント」がたまる
街のお店 : 0.5%[200円(税込)につき1ポイント]
ネット : 1.0%[100円(税込)につき1ポイント]
たまった「dポイント」をお支払いに使える
毎月のお支払い方法
NTTドコモの電話料金合算払い
ドコモ口座払い
「dポイント」払い
クレジットカード払い
提供開始予定日
2018年4月
申込み方法
申込み不要
Google PlayやApp Store、ドコモのホームページから、『d払い』アプリをダウンロードし、スマホへインストールした後、かんたんな初期設定(パスワードによる認証など)を行うことで利用可能
月額利用料金無料
他社の携帯電話を利用の場合、「dアカウント」を開設する必要あり。
「dアカウント」ページ
https://id.smt.docomo.ne.jp/
dアカウントとは、ドコモ以外の方でもネットショッピングやデジタルコンテンツなどの色々なサービスをご利用いただける無料の共通IDをいいます。
対応機種(予定)
Android OS : 5.0以上
iOS : 10.1以上
※フィーチャーフォンは不可
クレジット
© NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved.
公式サイトの情報を基に記述しています。

 いかがでしたか。今回は、バーコード見せるだけで支払いできるNTTドコモの『d払い』についてご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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